タイ・バンコクを中心に水彩画を描いています。

デジカメとコンピューターを使った水彩画の描き方を紹介します。

先ず、ロケに行って撮ってきた写真を選ぶ。ダンサーが立ち上がる瞬間の動作が面白いと思いこの写真に決定。(※プライバシー保護の為各人の顔部分にはボカシを入れて有ります。)

イラストレーターを起動して、画面に配置して360x255mmの長方形でトリミング(マスキング)を行う。その後、その長方形にアンカーポイントを増設し、その点に合わせてガイド(赤い線)を引いてゆく。

  そのまま描いてもあまり面白くないのでダンサーの首を伸ばす事にした。コピー&ペーストで写真をもう一枚用意して上の写真のようにあごから上だけの写真を用意する。そしてこの写真を元の写真の上に貼る。

ダンサーの首の部分に注目して欲しい。首を伸ばし少々右に動かした

手前の女子がもっと一心不乱に拝んでいるような写真が有ったので同じ要領で変更した。

画用紙に360x255mmの長方形を描く。更にそれを16分割するように線を引く。後はパソコンの画面を見ながら描いてゆけば良い。小さいマス(長方形)の中で半分以上なのか?半分以下なのか?先ず点を取ってゆき描いてゆくべし。

プリンターで印刷した紙の下にコピー紙を重ねて上からなぞった方が楽かもしれない。

人物の場合一番重要なのは目なので私はいつも目から描いてゆく。

誰かに見られてると思ったら家政婦猫のウィピャディーが見ていた。

エラワンのダンサー達#3。

最後に:

デジカメは便利ですが影の部分を真っ黒に写したり、立体を強制的に平面にしてしまう為、完全では有りません。よく分かんなかったりでもう一度現地に行ってみたりとか多々有ります。