タイ・バンコクを中心に水彩画を描いています。

作品・人物

Always 2012年7月14日作。
裏チャィナ(ヂャルンクルン通り)から中華街に出るとき、いつも通るこの路地には食材の店がたくさん軒を並べています。主に乾物とかフカのひれとかを売っています。
  その一角にお茶屋が有ります。タイは暑い国なので熱いお茶の飲むと言う事はしないのですが、華僑の家々にはほこらが有り毎朝お茶をお供えしています。さて、このオヤジはいつも無愛想な顔しています。 たまたま写真に写ってたオヤジの顔もやはりいつもと同じでした。 何の為に?変わり果てた時代の中で昔と変わらずに頑固を守る構えでしょうか?同じ年代だし、生きていく上で共通のオヤジのむなしさやわびしさが見えます。

エラワンの踊り子#8 2012年6月21日作
この絵は舞台から上がってきた踊り子達を描いています。
休憩所に入り皆、兜のような帽子を取るのに手を伸ばしています。次に声が掛かるまでちょっと休憩します。エラワンのほこらでは参拝者がタイ古式舞踊の奉納の踊りを頼む事が出来ます。マントのような服やだぶだぶのズボンのような衣装も生地が分厚く重いのに、華麗に踊ります。

エラワンの踊り子#7 2012年5月27日作

 エラワンのほこらには世界中からたくさんの観光客が訪れます。私もその一人。奉納の踊りを見物したりするのが好きです。踊り子の休憩所は外側に面して誰でも休憩している踊り子達を見えるようになっています。手前の人達は通販のカタログを見ています。高い化粧品でも買うのでしょうか?奥の人は友達とおしゃべりして笑っていたり、つかれて瞑想?にふけっている人もいます。

エラワンの踊り子#9 2012年8月10日作

休憩中のタイの踊り子。2012年5月18日作。
この前の日曜日にバンコクから40キロ離れたワットライキンという有名なお寺に妻とお参りに行きました。アトラクションでタイダンスを披露した踊り子が休憩しています。ひかえ室が無いのでみんなステージ上であぐらをかいています。(タイ人女性があぐらをかいて座るのは普通です。)前の人は友達と何か楽しい話でもしているのでしょう顔が楽しそうです。後ろの人は多分その話を聞きながら、メールをチェックしています。

無題。2012年5月12日作。

彼女は僧侶が托鉢(たくはつ)に行くときに使うおわん(タイ語でバーと言う、それにお米や食べ物や小銭を入れて祈る事をサイバーと言う)を作っています。一枚板をハンマーでたたき、丸く丸くしてやすりでゴリゴリと外側を削っていきます。根気の要る作業ですね。タイ人の男性と女性では断然女性の方がコツコツとまじめに働きます。がんばって。ワットサケットの近くで。

つまらない絵かも知れないけど僕はタイの人々の暮らしや生活を描きたいです。

La voix du bon! Avoir une belle journee! 2012年4月11日作。
 この絵は金髪のツーリスト(旅行者)がバンコクのチャイナタウンを訪れて、屋台の兄さんが歌うタイの演歌にちょっと注目している様子を描いています。この屋台はりんごを売っていましたが他の屋台ではパイナップル、マンゴー、スイカ等々も売っています。フランス語もタイ語も発音がとても難しいです。タイ文字は見慣れたアルファベットでは無いのでもっと難しかったのですが、興味を持ち勉強して今は少々読書きが出来るようになりました。 

 中華街で見た風景を実現させたかったのですが、金髪の旅行者を撮った写真が無いのでネットの素材フリーのページから金髪モデルを選んでから描きました。

  エラワンの踊り子達#6。(Size 255x360 mm)  2012年3月29日作。

この絵は右の踊り子が木琴のうしろに座っている上司に呼び付けられ、「ハッ!」として、ふり返っています。真中の踊り子は自分の事では無いので気にしません。左の踊り子は心配そうに友達のほうを見ています。 

 僕が絵を描くのにいつも苦労するのがストーリー作りです。誰が?、何時?、どこで?、何をしているのか?これらの事柄が絵を見てすぐ分かるように出来たらと思っています。

この絵はストーリーボード(※サムネール)を作ってから描きました。

  エラワンの踊り子達#5。(Size 255x360 mm)  2012年3月26日作。

    タイの古典舞踊の衣装をまとった踊り子が高い帽子に手を当てて、何かメモを読んでいます。そのメモにはこのほこらに願掛けに来た人の名前が書いてあります。(その人が願掛けをする時にうしろで歌って踊り、歌の中でその人の名前を呼び上げる為)。多分、読み辛い難しい名前だったので、「ふーッ、ヤレヤレ」と、考えてしまっているのでは無いかと思います。エラワンのほこらは参拝客でいつもにぎわっていてお線香の煙が目にけむいです。僕が女性を描くのにいつも苦労するのはほっぺたと手です。顔に肌色を塗った後でピンクでほほをぼかしますが、真っ赤にしてしまったり、女性とは不釣合いな大きな手になってしまったり、結局最後にはマニキュアを塗ってしまいます。(そうすれば、なんとか女性の手に見えるだろうから) この絵の場所。

 

裏チャィナ#1。(Size 360x255mm) 2012年3月23日作。

 裏チャイナ(ヂャルンクルン通りでこの光景をよく見る。おしろいをまぶした後に糸で顔をみがいてもらう。友人から台湾でも同じ事やってるよと教えてもらった事が有る。本当はおばさんが使う糸は白だけど、白だと描いても見えないので黒にした。実は前々から描いてみたいと思っていた事物。写真なんか取ったりして「何やっとんじゃ、コラ!」とか怒られないかドキドキしました。おばさん今度やってもらいますよ。 この絵の場所を見る。

会社で鈴木の家族ってどんなの?と聞かれたので載せる事にします。息子は現在高校1年、妻は雑貨店を経営してます。真中は私でも良いのですが、タイの鬼の像です。ワットアルンで。今年8月頃描きました。

M様からのコメント:

 奥様と息子さんの絵、鈴木様によく似ておられますね。私の知人のタイ人と奥さんがよく似ておられます。タイ美人ですね。 絵は飾られておられるのでしょうか。出来れば見せて欲しいです。

M様、コメントをいただきありがとうございます。 妻は全然似ていないと、認めないのですが今まで描いた中でこれ以上は無いと思っています。

裏チャイナの仕事人 2012年4月19日作

 挽免と言って、おしろいをまぶした顔を木綿の糸で磨いていく、もともと台湾のエステだが、ここ裏チャイナ(バンコク・ヂャルンクルン通り)の歩道上でもよく見る風景です。

 「おばちゃん、そんな恐い顔で にらまないでよ、お嬢ちゃんもそんなに怖がらなくても大丈夫だよ。別に怪しい人じゃないからね」。 「おじさん!、おじさん!ってば、何んだ寝てるんだ」。 「起こしちゃ悪いから俺、先行くわ。じゃあねッ」。 ダダダッ!(足早に走り去る音)  ふーっ、何とか無事に脱出できました。 この絵の場所を見る。

 

エラワンのダンサー達#4。(Size 360x255 mm) 2012年3月17日作。

  踊りが終わった後、真中の人はエラワンの神様に向かってワイ(合掌)をして一瞬目をつぶりました。その時、この人は何を願い祈ったのでしょう? この絵の場所。

 

エラワンのダンサー達#2。Size 360 x 255 mm

下のダンサー達が音楽が始まり立ち上がり踊っている風景。そうそう踊るだけでは無く彼女達は歌も歌うんだった♪。 この絵の場所。

 

あなたは何を祈りましたか?  2012年2月25日作。

エラワンのほこらで頼むとタイ衣装を着たダンサーが願掛け中に背後で踊ります。 

この絵の場所。

 

エラワンの踊り子#1。 2011年6月末日作。

 一踊りした後の休憩風景。彼氏や家族に電話したりメールを見たりしています。一番右の人は何かメモを取っていました。